鍛金用加熱炉修理
芸術系大学より鍛金用加熱炉の内張修理依頼があり、
鉄をバーナーであぶり、曲げ加工をするための簡易ガス式加熱炉。
いかに断熱効果があるかで鉄の加熱時間が違ってきます。
現状の窯の底はレンガばりのみ
これでは温度保持に時間がかかる
内部の耐火レンガと省エネ断熱アルミナセラミックボードのハイブリッド式に改造修理させて頂きました。
従来は、底は耐火レンガのみの構造の為、温度が直ぐ上昇しませんでしたが、
今回炎の当たる部分は、耐火レンガ、その後ろには省エネ断熱アルミナセラミックボードを使用しました。
ボードもより高温に耐えられるよう1500℃使用
断熱を良くしたことで、スムーズに温度が上がり、鉄の棒など加熱する金属を容易に赤くする事が出来
短時間で加工しやすく成りました。
張替え修理の依頼に
現状維持のレンガをを取り換えだけでなくより保温効果が上がるように
一工夫加えた修理改造を施しました。
保温効果が上がったばかりではなくレンガ敷きのみに比べ窯の弱り方もぐっと抑えられます。
同じ修理でもよりよくなるよう経験を活かしこれからもご提案していきます。
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投稿:綿貫克彦
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